海底直流送電
主に道内の再エネ電力を、海底の送電ケーブルを通じて、関東などの大消費地に送るもので、日本海ルートの200万kWについては、令和12年度(2030年度)を目指して整備が進められています。
豊富な再エネを北海道から大消費地へ
主に道内の再生可能エネルギーを関東などの大消費地へ送電する海底直流送電ケーブルの整備は、北海道の再生可能エネルギーのポテンシャルを活かし、電力安定供給の実現とカーボンニュートラルの目標達成に向けた大きな前進とされています。
海底直流送電のメリット
- 洋上風力の電力の需要地への送電、架空送電線による連系が困難なエリア間の接続等に長距離直流送電技術を導入することによって、再エネの大量導入、レジリエンスの向上、電力の広域融通の促進等の効果が期待できます。
北海道〜本州間の海底送電線(200万kW)の新設
北海道と本州を結ぶ海底直流送電(日本海ルート、200万KW)は、国の「GX実現に向けた基本方針」において、2030年度を目指して整備を進めることとされています。
地域間送電網の増強
豊富な洋上風力発電のポテンシャルを最大限活用するために、発電した電気を大消費地に送る送電線の増強が必要となります。
- 効率的な長距離送電のため、超高圧の海底直流送電の導入がカギとなります。
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出典:北海道「北海道のGXや脱炭素化に向けて」より作成